うちの子がロブロックスを知ったきっかけは、YouTubeの実況動画でした。ふと気が付いたときにYOUTUBEでゲーム実況を見ているので、「ロブロックスやってみたい?」と聞くと「やってみたい!」と即答で憧れすら抱いているようでした
最初はスマホで遊ばせていたのですが、画面が小さく操作しにくかったり、動画で見るようなスムーズな動きや高度なゲーム制作ができないという事を知り、子供も親もPCの方に興味が湧いていました。操作の幅も、遊べるゲームの種類も、パソコンの方が断然楽しめるという事でパソコンの購入の検討が始まりました
私自身、「せっかくなら遊びながらパソコンの基本操作にも慣れてくれたらいいな」という思いもあり、現代ではパソコンが使えることが当たり前になっており、遊びの延長で自然とキーボードやマウスに慣れるのなら、それも一つの学びだと考えていました
さらに、うちの子は左利きでマウス操作やショートカットキーの配置など、早いうちに自分に合ったスタイルで慣れておいてほしいという気持ちも後押しとなりました
ゲームのためにパソコン?と最初は迷いもありましたが、ただの娯楽ではなく将来につながるかもしれないきっかけになるなら…と、ゲーミングPCの導入を本気で検討するようになったのです
今回は、パソコンにあまり詳しくない私が実際にゲーミングPCを購入した際のポイントと子供の反応をレビューします。子供のためにPCを買うか迷っている方必読の内容となっております
子供にゲーミングPC購入する前の悩みと決断
子どもに「ゲーミングPCがほしい」と言われたとき、正直なところ、最初に頭に浮かんだのは**「そこまで本格的なものが必要?」**という疑問でした。
ロブロックスは一見、シンプルな見た目のゲーム。スマホやタブレットで十分遊べているように見えるし、パソコンといっても十万円以上するような高価なものを、果たして今買うべきなのか……と迷いがありました
また、次に気になったのは**「どんなスペックのPCを買えばロブロックスを楽しめるのか」**という点。普段パソコンはエクセルやワードなどの私にとっては、グラフィックボードやメモリ、SSDなど、専門用語の意味がわからず、どこを基準に選べばいいのかさっぱり分かりませんでした
さらに、「もしすぐ飽きてしまったら?」「目が悪くなったりしないだろうか?」「勉強がおろそかにならない?」など、親としての不安もたくさん出てきました。
「とはいえ、子どもが本気でやりたいと思っていることを、頭ごなしに否定したくない」という気持ちもあり、どうにか納得できる方法はないかと、ネットで情報を調べたり、同じようにロブロックス用にPCを買ったというご家庭の口コミを読んだりして、少しずつ理解を深めていきました
そして最終的には、YOUTUBEでゲーム配信動画を見る子供の姿を見て「もったいないな」と感じ、購入を決断しました
何が勿体ないと感じたかというと動画はあくまで情報を受けとる受け身で、私としては自分で能動的に手を動かして自分で気づきを得て欲しいと思ったものでした
また、我が家には任天堂スイッチもありましたが、どうせなら将来的に高い確率で使うパソコンでゲームを楽しめばパソコンスキルも上がるので一石二鳥じゃないかという考えが決断の後押しとなりました
ゲーミングPC購入基準と予算について
「ロブロックスが快適に遊べるパソコン」とひと口に言っても、いろいろな選択肢があります。安価な中古パソコンから本格的なゲーミングPCまで幅広く、選び方によっては大きく予算も変わります
我が家が重視したのは、**「ロブロックスがストレスなく動くこと」と、「予算は10万円前後」**の2点。ロブロックス自体は軽いゲームなので、高スペックすぎるPCは必要ありませんが、今後動画編集やプログラミングなどにも興味を持つかもしれないことを考えて、ある程度余裕のある構成にしたいと思いました
ロブロックスが快適に動くスペックは下記の表通りで将来的にマインクラフトのJava版やロブロックススタジオで簡単なゲーム作成も可能とのこと。エントリーレベルのゲーミングPCとしては、ちょうどよいバランスだと感じました
気になる予算ですが、ノートパソコン本体のみで約11万円前後。これに加えてマウス・マウスパッドなど周辺機器一式をそろえると、合計で12万円ほどになりました
「高い買い物だったな」と当時は思いましたが、子どもが大事に使う姿や、実際にPC操作に慣れていく様子を見ると、単なる“ゲーム用”ではなく、未来への投資だったのかもしれないと今では感じています
項目 | 推奨スペック |
---|---|
OS | Windows10/11, macOS10.11+ |
CPU | Intel Core i3/i5/i7、Ryzen 3/5/7 |
メモリ | 4GB以上(8GB推奨) |
グラフィック | 内蔵GPU可、専用GPU推奨 |
ストレージ | 1GB以上推奨 |
ネット回線 | 4Mbps以上 |
実際に購入したゲーミングPCはガレリアのノートPCにしました、初めからマインクラフトが入っているセットがあったのでそれにしてみました
子供の反応と変化
ゲーミングPC購入後、子供の生活や学びにはポジティブな変化が見られました。いざゲーミングPCが届き、子どもと一緒にセットアップを済ませた日。電源を入れてパソコンを起動させたときの目の輝きは忘れられません
今までスマホでは重くて何度もエラーになっていたゲームも問題なく動作し、マウスとキーボードを使った操作に最初は戸惑いながらも、あっという間に慣れていきました
特に驚いたのは、ローマ字や漢字を覚えたいと意欲的になったことです。ロブロックスではチャット機能が使えるのでオンライン上の人たちが何を話しているのか、ゲームで使われる言葉が何を意味しているのか気になったようです
また、「自分のゲームを作ってみたい!」という事から、**ロブロックススタジオ(Roblox Studio)**も使い始めるようになりました。最初はチュートリアル動画や書籍を見ながら見よう見まねでしたが、今では自分で地形を作ったり、簡単なスクリプトを追加したりと、着実にステップアップしています
簡単なゲームであれば割と簡単に作れ、無料で製作できますのでプログラミングに興味のある方にもおすすめです、参考にした書籍は下記の書籍です、オビー系(アスレチック)の簡単なゲームを作っていく入門編的な本でした
ゲーミングPCを買ってよかったと思えた瞬間は、子どもが「これ、自分で作ったマップだよ!」と得意げに見せてくれたとき。ゲームで遊ぶだけでなく、「作る側」に興味を持ち始めたことが親としての不安が期待に変わった出来事でした
購入から2年後…モニターが壊れても遊び続ける子どもと成長の記録
ゲーミングPCを購入してから、気がつけばもう2年が経ちました
大きな故障こそなかったものの、最近になってモニターの付け根がぐらついて、角度が固定できなくなるトラブルが発生。でも本人は「遊べるから大丈夫」と、多少不便な状態でもそのまま使い続けています。買い替えも検討しましたが、今のところは実用に支障がないようです

この2年間で、子どもはパソコンの操作にしっかりと慣れ、以前よりもずっと自信を持って使えるようになりました。特に変化を感じたのは以下のような点です:
- ローマ字を自然と覚えた
チャット機能やロブロックススタジオでの入力作業を通じて、ローマ字入力がすんなり身につきました。ローマ字表を壁に貼って置いたら必要性に迫られて自分で覚えていく姿に驚きました - ロブロックススタジオでのゲーム作りにも挑戦中
YouTubeや本を見ながら、少しずつ自作ゲームの作成にも取り組んでいます。完成度はまだまだですが、「作る楽しさ」を知ってくれたのは何よりの成果です - 自分で時間を決めて遊ぶようになった
最初は親が時間を管理していましたが、今では「今日は○時までにする」と自主的に声をかけてくれるように。パソコンを「与えっぱなし」にせず、ルールを一緒に作ったことがよかったのだと思います
正直、最初は「高い買い物だな」と思っていたPCですが、今では学びの道具としても、自己管理力を育てるツールとしても大活躍中。モニターの不具合を「工夫して使い続ける力」も、PCがもたらしてくれた成長の一つかもしれません
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